鴫

鴫誌(令和8年2月号)より

代表近詠 名誉代表近詠 当月集より 寒麦集より 羽音抄

成田美代選


笑はない菊人形のかすかな香
立花光夫
秋寒し煮物に使ふ吟醸酒
川P 康
電柱の多き町なり冬満月
宮ア根
帰り花門にひらひら転居先
西村とうじ
帝国図書館ドアノブの冬ぬくし
富田せつ子
交番の手持無沙汰や冬うらら
足立良雄
大地より半身乗り出す白蕪
向山加行
サランラップの端見失ふ日短
五十嵐紀子
小春日やキャンパスの昼カレーの香
西嶋久美子
顔の泥乾く間もなし蓮根掘る
江波戸ねね



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